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2021年度(論文)
山下響平
運動中の音環境の相違が心理状態および認知的方略の達成度に及ぼす影響
概 要
運動に伴う感情変化などを増加させる方法として認知的方略というものがあります.そのうち,運動中に生起する身体的苦痛や身体内部の感覚に対して運動実施者が注意を向けることを「連合的方略」,逆に肉体疲労などの身体徴候から注意をそらすことは「分離的方略」と呼ばれます.本研究では,この2つの認知的方略を行う上で、運動中に周りから聞こえてくる音の種類や有無が運動実施者の感情に与える影響や達成度などを明らかにする研究をし,ニュースのような文脈のある音が連合的方略の達成度を低下させることを明らかにしました.
▷抄録 ▷本文
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