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2023年度(論文)

宮原遥,武藤大知

連続スプリント中の認知成績と運動成績の関係

概 要

 私たちは日常生活やスポーツ場面で,同時に複数のタスクをこなさなければならない場面に遭遇します.本研究では,球技などのスポーツ場面を想定し,連続スプリント運動に認知的な活動が加わることで,それぞれの課題成績がどのように変化するのかを検討しました.その結果,認知的な活動の有無による明確な差はなかったものの,運動中の認知活動の成績が低下した人では,運動(連続スプリント)成績が相対的に高くなり,運動中の認知活動成績が低下しなかった人では,運動(連続スプリント)成績が相対的に低くなることがわかりました.このことから,このような場面では,限られたリソースを運動に充てるか,それとも認知機能に充てるかが決定されている可能性が考えられました.


抄録

本文

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