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2023年度(論文)
鳥山蒼空
簡易的深部体温センサーの妥当性の検討
概 要
暑熱環境における深部体温の上昇は運動パフォーマンスを低下させることから,深部体温を評価し適切な対策を講じる必要があります.近年,より簡易的な深部体温センサーが開発され,暑熱環境での一定強度の運動を行った際の妥当性が検討されてきました.本研究では,同様のセンサーの用いて,サッカーやバスケットボールなどに代表される間欠的運動においてセンサーの妥当性を評価しました.その結果,深部体温センサーと直腸温度計の差は0.02〜0.16℃であり,製造メーカーが示している誤差の範囲内であることが確認できました.今後は,直腸温計などが使用しずらい環境における体温モニタリングの有効性の検討を行うことで,スポーツ時の安全性向上に貢献できると考えられます.
本文
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